ロリ菌に対する呼気検査の数値について

ピロリ菌は、胃液中の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する酵素ウレアーゼを生成し、ウレアーゼにより分解されたアンモニアでpH1〜pH2と強酸性の胃酸を中和して生息しています。
その為、この菌が多いほど尿素が多く分解され、二酸化炭素の排出量が多くなります。
尿素呼気検査は、ピロリ菌が尿素を分解して二酸化炭素を生成する機能を利用して、陰性と陽性を診断する検査方法です。
尿素呼気検査は、検査する前に尿素を服用して呼気中に含まれる二酸化炭素量により、呼気に含まれる二酸化炭素量が2.5%以下の場合は陰性と診断され、2.5%以上は陽性と診断されます。
その為、呼気検査の数値が大きくなるほどこの菌が胃粘液層の表層粘液層内に多く生息していると診断する事が出来、小さくなるほど菌の生息が少ないと診断する事が出来ます。
ピロリ菌は、世界保健機関でも胃がんの危険因子と認定されているので、菌の生息が認められたら速やかに除菌治療をすべきです。

ロリ菌の再感染の原因について

ピロリ菌の再感染の原因について ピロリ菌に感染するのは、免疫が完成していない乳幼児期であって、5歳以降は感染しないとされます。
一度ピロリ菌の除菌に成功した大人が、再感染する確率は非常に低いですが、ゼロではありません。
原因は免疫力の低下です。
何らかの疾病で、免疫が非常に弱まったときに、ピロリ菌に再感染することがあります。
正常な免疫力のある大人がピロリ菌を摂取したとしても、急性胃炎になるだけで、その菌が胃に住み着くことはありません。
感染者は年々少なくなってきていますし、水道もほとんど整備されていますので、菌が蔓延しているような環境ではもはやなくなっていますが、50代以上の世代は依然多くが感染していますので、免疫力が弱まっている時に、濃厚な接触は避けた方がいいでしょう。
再感染するほど免疫力が低下した状態というのは、深刻な病であることが考えられますので、その治療の方がむしろ大事かもしれません。
感染していても大半の人は平気なわけですが、免疫力の低下は由々しき事態です。